ロケットNOW(Rocket Now)徹底レビュー|送料・サービス料0円は本当にお得なのか?

Contents
ロケットNOWとは?サービスの概要
ロケットNOW(Rocket Now)は、2025年1月に日本でサービスを開始したフードデリバリーアプリだ。運営元は「CP One Japan合同会社」で、韓国の大手EC企業・Coupang(クーパン)を母体としている。クーパンは韓国では「韓国のAmazon」とも称される巨大企業であり、韓国では「Coupang Eats(クーパンイーツ)」というフードデリバリーサービスをすでに展開している。日本市場への参入はこれが2回目とされており、本格的なリベンジ上陸として注目を集めた。
サービス開始からわずか約1年でアプリダウンロード数は300万を突破。その急成長の背景にあるのが、他社と一線を画す「送料・サービス料0円」という強力なコンセプトだ。Uber Eatsや出前館、menuなど既存の競合サービスでは当然のように発生していた配送手数料やサービス料が、ロケットNOWでは一切かからない(最低注文金額1,200円未満の場合のみ調整金150円が発生)。

主な特徴と機能
ロケットNOWの最大の特徴は、やはりコスト面の破格さにある。他社と同じ商品を注文しても、送料・サービス料の差だけで数百円の節約になることが多く、実際の検証では同一商品をmenuで注文した場合と比較して約1,000円近い価格差が生じたケースも報告されている。

加えて、「お店と同価格」バッジの付いた店舗では、実店舗での購入価格とまったく同じ金額でデリバリーを利用できる。バーガーキング、ウェンディーズ、シェイクシャック、ゴーゴーカレーなどの人気チェーンが対象で、全体の約4分の1から3分の1程度の店舗がこのバッジを取得している。
その他の機能面では以下のような点が充実している。注文から到着まで配達状況をリアルタイムで追跡できるほか、iPhoneではDynamic Islandに「調理中」「配達中」などのステータスが表示される機能も搭載されており、アプリを開かずに状況確認ができる。UIはシンプルで、競合他社と比べてもわかりやすいとの評判が多い。支払い方法はクレジットカードのほかPayPayにも対応している。
取り扱いジャンルも幅広く、和食・洋食・中華・韓国料理・イタリアン・ラーメン・カレー・寿司・スイーツ・コーヒーなど多数のカテゴリに対応。登録店舗にはバーガーキング、KFC、Taco Bell、クリスピー・クリーム・ドーナツ、BLUE BOTTLE COFFEE、ピザハット、吉野家、大戸屋、かっぱ寿司、はなまるうどんなど、有名チェーンが多数参加している。
クーポン・キャンペーン情報
ロケットNOWは新規ユーザー獲得に積極的で、充実したクーポン施策が大きな特徴のひとつだ。初回登録で受け取れるクーポンは合計最大4,000円分で、1回目から4回目の注文に分けて適用される仕組みになっている。内訳は20%OFF、10%OFF×2回、50%OFFで、それぞれ1,000〜1,500円の割引上限が設けられている。

また、友達紹介キャンペーンも実施中で、招待した側・された側の双方にクーポンが付与される。回数制限がないため、紹介を重ねることで継続的にお得に利用できる仕組みとなっている。クーポンの詳細な内容は時期によって変動するため、最新情報はアプリ内で確認することを推奨する。
対応エリア
サービス開始当初は東京都の一部エリアに限定されていたが、その後急速に拡大が進み、2026年2月時点では以下の12都道府県をカバーしている。

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・京都府・兵庫県・福岡県・宮城県・広島県・静岡県・北海道(いずれも一部地域)。今後もエリアの順次拡大が予定されているため、現在対応外の地域に住んでいる場合も定期的に確認することをおすすめしたい。
実際のユーザーの声:メリットとデメリット
好評な点
ユーザーレビューで最も多く見られるポジティブな評価は、やはり価格の安さだ。「送料無料でUber Eatsより断然安い」「これからはロケットNOW一択」といった声が目立ち、コスパの高さへの満足度が非常に高い。アプリのUIについても「競合他社より見やすく使いやすい」「注文がシンプルで迷わない」といった好意的な意見が多い。また、リアルタイムの配達追跡機能や、店舗へのリクエスト機能(例:「トマト抜き」などのカスタマイズ)が重宝されているとの声もある。

気になる点
一方でデメリットとして最も多く挙がるのが、配達時間の遅延だ。サービス開始から間もないこともあり、ドライバー不足による待ち時間の長さを指摘するレビューが散見される。近距離のお店でも1時間以上かかったというケースもあり、到着時に料理が冷めてしまっていたという声もある。ただし、そうしたトラブルが生じた際にカスタマーサポートの対応が迅速でクーポンによる返金対応があったという報告もあり、アフターサポートは比較的評価されている。
その他には、現時点での対応エリアの限定性や、「お店と同価格」バッジ対象外の店舗では商品価格自体に上乗せがある点にも注意が必要だ。また、送料無料が永続的な施策かどうかは明言されておらず、将来的にサブスク制などへ移行する可能性も否定できない。
他社サービスとの比較
Uber Eatsと比較した場合、同一商品を注文すると送料・サービス料だけで600円以上の差が生じるケースもある。「お店と同価格」バッジ対象店舗で注文すれば、商品価格自体の差も加わり、実質的なコストパフォーマンスは現時点で国内フードデリバリーサービスの中でトップクラスと言えるだろう。ただし、店舗数や配達の安定性では既存大手にまだ及ばない部分もあり、場面によって使い分けるのが賢明だ。

総合評価
ロケットNOWは、「デリバリーは高い」という常識を覆す可能性を持ったサービスだ。送料・サービス料0円という基本コンセプトは明確で、特にデリバリーを頻繁に利用するユーザーや、初回クーポンを活用したいユーザーにとっては非常に魅力的な選択肢となる。

一方で、配達時間の安定性やエリアの広さといった課題はまだ残っており、完璧とは言いがたい部分もある。それでも、急速な成長と改善を続けているサービスであることは確かで、今後の展開に期待が持てる。現在の無料施策が続いているうちに一度試してみる価値は十分にあるアプリだ。











