【スタレゾ評価】ブループロトコル スターレゾナンスをレビュー!最高のアニメキャラメイクと本音の感想まとめ

はじめに
2025年12月18日、かつて多くのファンに惜しまれつつサービスを終了したPC向けオンラインRPG『BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)』の精神と世界観を受け継いだ新作MMORPG、『ブループロトコル:スターレゾナンス(以下、スタレゾ)』がスマートフォンおよびPC向けに正式リリースされました。本作は、惑星レグナスという壮大な舞台をアニメ調の美麗なグラフィックで冒険できるオープンワールドタイトルです。本記事では、その魅力を余すところなくレビューします。

1. 惑星レグナスで紡がれる「金欠美少女」との新たな物語
本作の舞台は、かつてバファリア神族が栄華を極めたという惑星レグナスです。プレイヤーは記憶を失った主人公となり、交易都市「アステルリーズ」で目を覚まします。そこで出会うのが、本作のヒロイン枠でありながら「借金まみれの金欠少女」という強烈な個性を持つアルーナです。

物語は、自分を助けてくれた(という名目で金を巻き上げようとする)アルーナの借金返済に協力するため、祭りを巡り金目の物を探すというコミカルな導入から始まります。しかし次第に、触れた者を狂わせる悪夢の霧「虚蝕エングラム」を巡る深刻な戦いへと巻き込まれていくことになります。会話パートでは3Dモデルによるアニメーション演出が入り、シナリオの合間には謎解きミニゲームや、過去の出来事を疑似体験する「次元切り替え」といったギミックも用意されており、能動的にストーリーを楽しめる工夫がなされています。
ただし、ストーリーの演出については、一部のシーンでキャラクターが露骨に静止したり、表情やリップシンクが乏しかったりする点も指摘されており、前作をプレイしたユーザーからはクオリティの差を感じるという声も上がっています。
2. 「理想のアニメキャラ」を実現する圧倒的なキャラメイク
『スタレゾ』最大の見どころの一つは、極めて自由度の高いキャラクタークリエイトです。アニメ調のビジュアルを好むプレイヤーにとって、この機能はスマホアプリ界でもトップクラスの完成度と言えるでしょう。

- 細分化されたパーツ: 髪型は「前髪」「後ろ髪」「頭頂部」の3箇所を独立して組み合わせることができ、グラデーションの設定も可能です。
- ミリ単位の調整: 目や口の位置、角度、さらには「アホ毛」の形まで微調整でき、特定のVTuberやアニメキャラクターを再現することも十分に可能です。
- 体型のこだわり: 身長や体型も細かくスライダーで調整でき、自分の“癖”を詰め込んだキャラクターを作成できます。
キャラメイクに自信がない人向けには高品質なプリセットも多数用意されており、少し手を加えるだけで簡単に見栄えの良いキャラクターを作成できます。また、作成した「うちの子」はゲーム内の衣装や染色システムでさらに個性を出すことができ、染色素材は課金だけでなく、ギルド活動や友情ポイントでも入手可能です。この「どこでも可愛い、自慢の自キャラ」でオープンワールドを歩き回れる体験は、本作の評価を大きく支えています。
3. 多彩な8つのクラスと戦略的なアクションバトル
本作のバトルシステムは、スマホ操作に最適化された「簡単操作のアクション」が基本です。通常攻撃に加えてクラス固有のスキルを使い分け、敵の攻撃予兆(赤い範囲表示)を見て回避する、直感的な戦闘が楽しめます。
プレイヤーは開始時に以下の8つのクラスから選択し、さらにそれぞれ2種類の「型(アビリティツリーの分岐)」によってプレイスタイルを深化させることができます。

- ヴァーダントオラクル: 攻撃と回復を兼ね備えたヒーラー。パーティの安定に欠かせません。
- ヘヴィガーディアン: 物理耐久やバリアに特化した、パーティーを守る重装タンク。
- ディバインアーチャー: 獣を召喚して共に戦う、遠距離広範囲アタッカー。
- フロストメイジ: 氷の魔法を操り、敵を足止めしながら戦うテクニカルな遠距離職。
- シールドファイター: 剣と盾を使い、自己回復も可能なタフな近接タンク。
- ゲイルランサー: 槍による高い機動力で敵を翻弄する近接アタッカー。
- ストームブレイド: 鎌と刀を切り替えて戦う、多段攻撃と瞬間火力を併せ持つクラス。
- ビートパフォーマー: ギターを武器にバフや回復を振りまく支援特化職。
戦闘中の注目要素は、敵の体勢を崩して大ダメージを狙う「ブレイク」や、タイミングよく回避することで発動する「ジャスト回避」です。また、倒したモンスターを素材として作成する「バトルイマジン」を装備すれば、戦闘中にそのモンスターを召喚して強力な援護攻撃を放つこともできます。
一方で、ボスのワープや急接近によりカメラ視点が追いつかないことがあったり、エフェクトが派手すぎて視認性が悪くなったりする場面があるといった課題も挙げられています。
4. 釣り、製作、ハウジング……惑星レグナスのスローライフ
MMORPGらしい「生活コンテンツ」の充実も本作の大きな魅力です。冒険に疲れたら、世界各地でまったりとした時間を過ごすことができます。

- 生産スキル: 植生学、鉱物学、料理、鍛造、織物など計9種類のスキルが存在し、フィールドで採取した素材から装備や便利アイテムを作成できます。
- 釣り: 各地の釣り場では多くのプレイヤーが集まり、釣った魚を競うような楽しみ方もできます。
- ハウジング: 作成した家具で自室を飾り付けることができ、他のプレイヤーと同居するシステムも用意されています。
- ソーシャル要素: ギルド(騎士団)に所属して専用の「ギルドダンス」や「ギルドハント」を楽しんだり、撮影モード(自撮り棒モードあり)で友人と思い出を残したりすることが可能です。
こうした非戦闘コンテンツは、戦闘報酬に頼らずともこの世界で「生活している」感覚を強めてくれます。
5. プレイヤーの意見が分かれる「管理された経済」と「スタミナ制」
本作を純粋なMMORPGとして評価するか、あるいはスマートフォン向けの「ソシャゲ」として評価するかで、意見が大きく分かれている点には注意が必要です。
特に一部のコアユーザーから厳しい指摘を受けているのが、経済と育成の制限です。

- スタミナ(フォーカス)の制限: 金策に必要な素材の採取や製作、さらにはボスからのドロップ数に1日の上限が設けられており、時間をかけて努力して資産を築くというプレイスタイルが制限されていると感じるプレイヤーもいます。
- マーケットの仕様: アイテムの取引所はあるものの、出品価格がシステムによって一定の範囲に固定されており、自由な市場価格の形成が難しくなっています。
- Pay to Win要素: 強力なスキルである「イマジン」がガシャ(ガチャ)産である場合が多く、無課金プレイヤーと課金プレイヤーの間で埋めがたい性能差が生じる可能性が懸念されています。
また、移動に関しても、序盤の徒歩移動が遅く、マウント(乗り物)が解放されるまでの移動が苦痛に感じられるという意見や、最新のスマホゲームにしてはオート移動の融通が利かない場面があるといった不満も見受けられます。
6. 総評:このゲームは「買い」か?
『ブループロトコル:スターレゾナンス』は、「アニメのような世界で、自分だけの可愛いキャラクターになって冒険したい」という願いを叶えてくれる一作です。そのビジュアルクオリティとキャラメイクの深さは、それだけでプレイする価値があると言っても過言ではありません。

- 向いている人: アニメ調のキャラが好きでキャラクリにこだわりたい人、派手なエフェクトのバトルをカジュアルに楽しみたい人、友人とおしゃれをしてSS(スクリーンショット)を撮るのが好きな人。
- 向いていない人: 制限のない自由な経済取引を楽しみたいハードコアなMMOファン、完全な実力主義のPvPなどを求める人、PC版『ブループロトコル』と全く同じ体験を期待している人。
いくつかのシステム的な制約や「ソシャゲ」寄りの設計はあるものの、チュートリアルは親切で、メインストーリーを追うだけで自然とコンテンツが解放されていくため、MMO初心者でも入り込みやすい設計になっています。正式サービス開始後もアップデートが期待されており、惑星レグナスでの生活がどのように発展していくのか、目が離せないタイトルです。



















